処理コスト削減塾第2回
「処理と買取の使い分け」
についてです。
皆さんの会社、全ての廃棄物の処理費を支払っていませんか?
このあたりは基礎編にあたるので、
ご存知の方は知ってる知ってると思いながら読んで下さい。
皆様が捨てられる物は、
大別すると、
廃棄物と有価物の2種類になります。
「廃棄物は処理費を支払って処理するもの」
「有価物は売却出来るもの」
とお考えください。
さて、その中で何が有価物になるのか?
一般的には、
紙、金属、プラスチックの3種類がそれにあたります。
(まだまだありますが、それはまた後日)
①紙類:
ほぼすべての業種の企業様から排出されます。
段ボール、オフィス古紙、新聞紙など
②金属類:
製造工場だけでなく、これも多くの業種から排出されます。
オフィスからも事務机やファイルキャビネット、ロッカーなどが出ますよね。
③プラスチック類:
これも同様です、ただ材質の種類が多くて、見分けるのが難しい。
製造廃材だけでなく、ビニール袋、プラスチック容器など
この基本3種は、多くの事業所から排出されると思います。
まずはこれを
1、捨てる際に分別しておき、
2、(場所があるのであれば)そこそこの物量まで溜めて置き、
3、それを専門とする業者にルート便で取りにきてもらう(費用がかからない形で)
4、または直接持ち込む
ことで、無償で処理または有価買取にすることができます。
専門業者は、インターネットで、「プラスチック、買取、愛知県清須市」
などと調べると、近隣の業者を見つけることができます。
ただ、業種によっては作業効率など業務上の都合により、
上記一切合切を混合物として、コンテナなどに投棄する方が、
効率がよい場合もありますので、
1、排出量と処理費
2、分別の手間(何人が何時間使っているかなど)
3、近隣に専門業者の有無(持込が可能かどうか?処理費ゼロでも取りに来てくれるか?)
などを考慮して、自社に合った方法を選択して頂ければと思います。
小ロットしかなければ、お金を払って持って行って貰った方が、
費用対効果が高い場合も多いですしね。
ゴミの資源化にどこまで取り組んでいるのかは、まちまちですが、
段ボールなどの紙資源は無償で取りに来て貰っている企業様が多いのではないでしょうか?
でもその他のものも有価に出来るものが多いので、
社内で、何をいくら処理費を払って処分しているのかを
一度調べてみてはいかかでしょうか?
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