2011年1月21日金曜日

処理コストの削減塾スタート

ブログのテーマを絞り込んで行こうと思います。

企業様向け(個人様にも応用可)の
廃棄物処理コスト削減塾をスタート致します。

私ども廃棄物管理・資源リサイクル業の
とっておきのノウハウを大公開します。

皆さんのお役に立てる情報発信に努めたいと思います。

では本日は基礎編から。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

一般の企業様から出る廃棄物は、

1、事業系一般廃棄物
2、産業廃棄物
3、買取可能資源(金属や紙資源などの有価物)

と大きく分けるとこの3つになります。

1、はオフィスから出る可燃物・不燃物など
2、は工場などの製造施設から廃棄される物
3、は2と同様ですが、小ロットであれば場所を選ばず出る

と言うのが多いですよね。

最近でこそ行政からの指導が入り、
減ってきたのですが、
事業系一般廃棄物を産廃業者さんに出されている
企業様がおられます。(今、ドキッとした方おられると思います。)

これは昔の流れで、まだ行政も厳しくなかった頃からの習慣で、
既存の産廃業者に一括でお願いするという物。
実はこれは、処理コストが比較的高いだけでなく、
法律違反なんですよね。

事業系一般の廃棄物は、
事業系一般の許可を持った業者に出しましょうね
と言うのが決まりなんです。
行政からの指導が入り、
慌てて当社にご依頼頂いたお客様もおられました。
もちろん適正な業者を手配させて頂きました。

そして何より処理コストの違いが大きい。
事業系ごみの場合、可燃物については市の焼却施設にて処分されます。
市の焼却処理コストはkgあたり20~30円程度と安価ですが、
産業廃棄物の焼却処理施設ではそのコストでは出来ません。
業者にもよりますが倍ぐらい違うんですよね。
なぜ違うのか?
市は税金で賄っている、そして民営は自分達で賄っている
この違いでしょうか。
一時はこれを悪用して、産廃を市の焼却施設に隠して持ち込んだ
産廃業者もいたりして、不法投棄で捕まっていましたよね・・・。

ですので、先ずは、
1、自社の廃棄物の中でも事業系廃棄物があるかどうかを知り
2、そのゴミをどの許可区分の業者に出しているのか
を先ずは調べて見て下さい。
そして同じ量で処理見積をとってみると必ず違いが出ますので・・・。

あ、家庭ゴミで出してるよと言う企業様は、
なるべく早く切り替えて下さいね。実際はかなり多いんですけどね。

では本日はこれにて終了。次回は・・・・・・、
何しようか考えておきます。

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